看護師からセミナー講師へ
看護師として働きはじめてこんな思いを抱いていないでしょうか。
- 仕事が忙しい
- 医師との価値観が合わない
- 患者からの要求が理不尽
- 出会いがない
- 育児と仕事の両立が難しい
看護師は、人の命に関わる職業なので、医師と同じようになかなか自宅に戻ってゆっくりできるチャンスは少ないといえます。それだけでなく、連携が求められる職場で医師との意見が合わなかったり、同僚の看護師から影口をいわれていたりと、さまざまなストレスを抱える看護師は多いのです。
「看護師を辞めたい!けれどこの先何をしていけば良いのだろう…」と、悩む方も少なくないはず。給与も低いわけではないため、家庭のためにと自身を犠牲にして働く看護師は多いでしょう。
しかし、生活のためだけに働く仕事は良い職場とはいえません。そこで、編集部ではセミナーを開くことをおすすめします。あなた自身が働いてみて得た経験をセミナーで伝えてみませんか?
セミナー講師の仕事内容を徹底解説!
一口にセミナーといっても、種類はさまざま。テーマの数だけセミナーがあると考えても良いでしょう。
セミナー講師の仕事は、受講生を集めて新しい視点を与えたり、テーマに沿って議論を煮詰めていったりします。基本的に資格を必要としないため、熱意があればだれでもセミナーを開けます。
セミナーを開催するにあたって事前の準備がとても重要で、資料を作成せずにそのまま開いてしまうと、話している最中に自身の発言がおかしくなってしまうことも。
また、受講生と共に学ぶことを目的としているため発信するだけでは、受講生の反応が良いとはいえません。テーマに対して興味・関心をもつ受講生を集めましょう。
個人でセミナーを開く場合貸し会議室が利用されています。貸し会議室はアクセスも良く、自由にスペースをレイアウトできるので、参加者にとっても主催者にとってもメリットが多いからです。
実際に看護師からセミナー講師になったMさんの例
質問者:なぜセミナー講師になろうと思ったのですか?
Mさん:看護師業界に限ったことではないのですが、ほとんどの医療に携わる現場では残業があたりまえになっています。それがどんどんエスカレートしていく現場に危機感を感じたからです。医療ミスや労働者の精神・肉体の崩壊そして離職率へとどんどん悪循環に進んでいくことに働き方の改善を考えないといけないと思ったからです。
質問者:そういった問題点を外部からではなく、現場にいたからこそ現実味のある話を聞けるのはMさんだからこそだと思います。また、初めてセミナーを行う際苦労したことはありますか?
Mさん:集客や宣伝ということに関しては、セミナーの内容が現場のことだったので絞りやすく苦労はしませんでした。しかし会場をどこで、どんな場所を借りればよいかというところで迷いがありました。
最初は、大阪市内の公民館などを探していたのですが、施設の老朽化やアクセスの面で納得がいきませんでした。そこで貸し会議室をあたってみたのです。私が借りたのは大阪梅田東の貸し会議室だったのですが、すごいですね。
もちろんアクセスの良い立地で、会場数が13室あり、さまざまなレイアウトにもでき、設備も充実しています。しかしそだけではなく清潔感があって会場の雰囲気がすばらしく、セミナーの価値をワンランク上げてももらったという感じがしました。参加してくれた方々とのワークショップもあったのですが、そこ用意してある設備だけで十分だったので、こちらで用意していったのはパワポの資料のみといった感じでした。こんな簡単にセミナーが開催できるとは思っていませんでした。
質問者:なるほど、貸し会議室ってとても便利なんですね。
Mさん:はい。もし他の分野でも、セミナー講師になりたいと思ったら貸し会議室を利用するとよいと思います。
質問者:今後はどのようにセミナー講師を続けていかれますか?
Mさん:私の看護分野とまた違う分野の看護師さんとの交流が生まれ、情報の共有ができるように進めていきたいと思っています。つまり、他の看護師の方にもセミナー講師になっていただきやすいような環境を準備して多くの現場の声が政府を動かす足がかりになるようにしたいと思っています。