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ブラック病院の見分け方

病院の廊下

心身に大きな負担を受けないように

ブラック企業という言葉が最近話題になっているのですが、もちろん医療機関にもブラックな環境はたくさんあります。
医療機関におけるブラック企業として、ブラック病院という言葉が使われることがあります。
ブラック病院の定義は基本的にブラック企業と似ています。

若い看護師を大量に採用して、過重労働や違法労働を強いることによって、心身に大きな負担を与えます。
看護師のことを使い捨ての要員としてしかみていなくて、そのために次々と離職者が出てしまいます。
特に正職員が被害者となっており、長時間労働を強いられていて、私生活もめちゃくちゃになっているケースが多いです。

ブラック病院の特徴としてあげられる点がいくつかあります。
まず、常に看護師を募集しているような病院は危険です。

看護師を募集するということは、それだけ看護師が辞めているということであり、年中募集しているような病院はブラックの可能性が高いです。

また、20代と50代の職員が多い病院はブラックの可能性があります。
つまり、若い看護師が極端に多くて、30代や40代の看護師が少なく、管理職である50代の看護師が多いという環境はかなりいびつなのです。

若い看護師が次々と辞めてしまうため、中間に位置する年代の看護師が不足しています。

患者からの評判が悪い病院はブラック病院であることが多いです。
まともな労働環境ではないため、そこで働いている看護師はやる気がなくなっており、医療サービスの質が劣っているのです。

アットホームな環境であることを強調している求人は怪しいです。

電話応対が悪い病院もブラックである可能性は高いです。
他にもたくさんの特徴があります。

ブラック病院の見分け方

ブラック病院の見分け方について解説しましょう。
まず、看護師求人が常に出ている病院はとても危険です。
求人サイトをチェックして、どれくらいの求人が出ているのかを調べてみましょう。

多くの媒体で求人募集をしている病院はかなり怪しいでしょう。
残業手当の出ない病院はブラックの可能性が高いです。
また、残業手当が出たとしてもそれがボーナスに影響しないのかはチェックしましょう。

病院見学をしてみると、そこがブラックかどうかがとても分かりやすいです。
きちんと整理整頓されているか、罵声が聞こえてこないか、生活な環境が保たれているか、男性看護師はいるかなどを確認しましょう。

看護師の服装が汚れていないか、看護師はどんな表情で働いているのかも大切です。

休日は最低でも120日以上の求人に応募しましょう。
これよりも少ない場合は労働環境がかなり悪いと判断できます。

ブラック病院の求人をたくさん掲載しているサイトは利用しないでください。
以上の点を意識して転職活動をすれば、ブラック病院は避けられるでしょう。