どうして興味を持ったのか
リハビリ病院というのは昔から存在していたわけではありません。
比較的新しい存在であり、こちらに新卒で入職したという看護師もほとんどいない状況となっています。
実習先としてリハビリ病院へ行ったことがある方もほとんどいないでしょう。
そのため、採用試験を受けた時には、面接でどうしてリハビリ病院に興味を持ったのか聞かれることは多いです。
リハビリ病院に関する理解が不足している方が多いため、その点は突っ込まれる可能性があります。
そしてリハビリ病院での仕事がどういったものなのかをちゃんと理解して、面接の際にはきちんとした受け答えができるようにしておきましょう。
基本的に年齢や資格に関係なく採用している傾向が強いです。
これからの高齢化社会においてはリハビリ病院は重要な役割を果たします。
そのため、多くの看護師を必要としている状況であり、さまざまな経歴を持った看護師を採用しています。
リハビリ病院の患者の中には急性期病院から移ってくる方が多いです。
その中にはまだまだ急性期のための処置が必要な患者もいます。
そのため、リハビリ病院だから落ち着いた状況で患者と触れ合えるというわけではありません。
このあたりの意識のズレに気をつけておかないと、リハビリ病院に入ってから後悔することもあります。
リハビリ病院のメリットとデメリット
リハビリ病院では患者が回復していく様子を見ることができます。
リハビリを大きな目的としている病院であり、患者が元気な状態で家へ帰るためのサポートをすることが目的となっています。
そのため、療養型病院のように最後を看取るような場面は少なく、前向きな気持ちで患者と接することができるでしょう。
患者が元気になっていくのを患者とともに喜び合うことができる仕事なのです。
そのため、やりがいを持って仕事をしやすい環境となっています。
また、残業時間が比較的少ないのが特徴的です。
救急搬送の患者はいないため、突発的に仕事が発生することはほとんどありません。
毎日、規則正しい仕事をして、時間通りに帰宅することができるでしょう。
そのため、残業をしたくないという理由でリハビリ病院を選択する看護師は多いです
ただし、リハビリ病院ではリハビリに関する専門的な知識が必要とされるため、他のタイプの病院から移ってきた看護師はきちんと勉強しなければいけません。
デメリットとしては、新しい病院が多いため、システムが整っていないことが多いです。
さまざまな点で不便さを感じてしまうこともあるため気をつけましょう。
特にできたばかりの病院の場合は環境が安定するまでに時間がかかります。
リハビリ病院は病院選びがとても重要です。