クリニック

病院

採用担当に事務長や人事がいる場合も

クリニックはそれぞれ経営方針や運営体制などが大きく異なっています。
たとえば家族経営をしているクリニックがあります。
この場合は院長やその奥さんが採用担当者となっていて、どのような看護師を採用しようか考えています。

一方、事務長や人事などの採用担当者がいるケースがあります。
こちらは、複数のクリニックが運営されていたり、クリニック以外の医療施設や介護施設などが運営されている場合に見かけます。

この2パターンのクリニックが存在しており、それぞれ特徴は違います。

クリニックは基本的にどのような看護師でも採用する傾向は強いです。
ただし、たとえば大学病院から転職をしようとする看護師に対しては、注射ができるかどうか聞かれることがあります。
大学病院の場合は看護師の業務が非常に細分化されており、一部の業務しか担当していないことが多いからです。

クリニックのように看護師が色々な業務を担当する世界とは異なるため、大学病院の看護師が持っているスキルについては詳しく質問されることがよくあります。

大学病院の看護師の中には注射や点滴ができない方が普通にいるのです。
その点について心配される可能性があるため、自信を持ってできると答えるべきでしょう。

クリニックの看護師のメリットとデメリット

クリニックは休日が決められており、そのため休みの曜日を固定できるというメリットがあります。
特に日曜日が休日で固定されていることが多いため、確実に日曜日に休みたいという方にはおすすめです。
子育てをしている方や自分の趣味の都合で、日曜日を休日にしたい方には最適な環境です。

もちろん、クリニックごとに休日の曜日は違うため、事前に調べておきましょう。
病院の場合は異動させられることが珍しくないのですが、クリニックの場合はそもそも在籍している看護師の数が少なく、異動はほとんどありません。

常に同じ職場で同じような業務を担当できます。

クリニックの看護師のデメリットとしては、時間の融通がきかないケースがあることです。
なぜならば働いている看護師の数が少ないため、1人でも勝手に休まれてしまっては業務が成り立たなくなってしまうからです。

また、そのクリニックの先生の考え方によっては、都合よく休ませてもらえないこともあります。

クリニックでは、働いているスタッフの数が少人数であるため、人間関係がとても密になります。
毎日、同じスタッフと顔を合わせることになるため、自分に合わないスタッフが1人でもいれば、その場の空気がおかしくなってしまうでしょう。

どのようなスタッフが勤めているのかをしっかりと調べておくべきです。